社会保険労務士(社労士)の受験資格と受験概要

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【社会保険労務士(社労士)の受験資格・受験概要】

社会保険労務士(社労士)には、学歴・実務・資格の3つの受験資格があり、3つの内のいづれか一つでも該当すれば社会保険労務士の試験を受験することが可能です。社労士の試験の受験資格と概要は以下になります。こちらを把握した後社労士の通信講座や独学に取り組まれると良いかと思います。

社労士になるには社労士試験に合格する必要があります。社労士試験の受験者数は毎年4万人前後で、合格率は約5%〜約9%になります。

<学歴>
●高等専門学校、短大、大学を卒業された方(大学においては卒業した人以外にも、大学で62単位以上修得している人であれば試験の受験可能)

<実務>
●社会保険労務士若しくは社会保険労務士法人又は弁護士若しくは弁護士法人の業務の補助に従事した期間が通算して3年以上になる者
●3年以上、労働保険・社会保険手続きなどの人事・労務の経験がある者。

<資格>
●以下の国家資格に合格した者
●行政書士試験合格者

など他にもまだまだありますが、だいたい上記のどれかに該当する人が、社労士受験資格を得られます。

【社会保険労務士(社労士)の受験概要】

■試験日
8月の第4日曜日

■受験場所
北海道、宮城県、群馬県、埼玉県、千葉県、東京都、神奈川県、石川県、静岡県、愛知県、京都府、大阪府、兵庫県、岡山県、広島県、香川県、福岡県、熊本県、沖縄県など全国33ヶ所の各社労士受験会場
こちらを参照:http://sharosi-shiken.com/sikenkaijou

■受験料
15,000円(払込みに係る手数料は受験申込者負担となります。)

■受験申込期間
「社会保険労務士試験の実施について」の厚生労働大臣の官報公示(毎年4月中旬)が行われてから5月31日までの期間

■試験科目
・労働基準法及び労働安全衛生法
・労働者災害補償保険法
・雇用保険法
・労働保険の保険料の徴収等に関する法律
・健康保険法
・厚生年金保険法
・国民年金法
・労務管理その他の労働及び社会保険に関する一般常識

■試験方式・時間
選択式問題  80分
択一式問題  3時間30分
※ただし、平成25年の場合は、9:30~13:00が択一式試験、14:30~15:50が選択式試験に変更になっています。

■社労士合格基準(令和5年度)

合格基準点は、選択式試験及び択一式試験のそれぞれの総得点と、それぞれの科目ごとに定めます。各成績のいずれかが合格基準点に達しない場合は不合格となります(合格基準点は、合格発表日に公表されます。)

■申し込み方法
下記のホームページで確認して下さい。
https://www.sharosi-siken.or.jp/application/

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